【実体験】アラフィフSEがGitHub Copilotを導入したら、15年物のレガシーコード解読が10倍速くなった話

アラフィフSEとAI

皆さんは、日々の業務や学習でAIを活用していますか?

2022年にChatGPTが登場して数年。最初の頃は「まだまだ業務で使うには難しいかな」と思っていましたが、ここ最近のAIの進化は本当に凄まじいですね。

実は最近、仕事で「GitHub Copilot」を本格的に使えるようになり、自分でも驚くほどの変化がありました。今日は、アラフィフの現役エンジニアである私が、現場でAIを使って感じた「圧倒的なメリット」と、「これからの時代に本当に必要なスキル」についてお話ししたいと思います。

1. アラフィフSEの切実な悩み「読んだコードを忘れていく」

現在の現場で扱っているシステムは、稼働から10〜15年近く経つものです。

様々な方が改修に改修を重ねたソースコードは、フォーマットも統一されておらず、お世辞にも読みやすいとは言えません。

しかも、40代、50代になると悲しい現実が待っています。それは「短期記憶の低下」です。

「この変数はどこから来たんだっけ?」とソースコードを追っているうちに、最初に読んでいた部分のロジックをすっかり忘れてしまうんです。そのため、以前はメモ帳にびっしりと記録を残しながら解析しており、本当に時間がかかっていました。それでもシステムは動いているのが、レガシーコードの恐ろしいところですね(苦笑)。

2. GitHub Copilotがもたらした「10倍」の効率化

ところが、GitHub Copilotを導入してから、この状況が一変しました。

複雑に絡み合ったコードの解読スピードが、体感で10倍以上速くなったのです。ファイル単位でのコード解析も行ってくれるため、まだ出力の統一感に不十分なところはありますが、人が少し微調整すれば十分に実用レベルになります。

以前はCodexやClaudeなども個人で試していましたが、今年からのモデルの性能向上には目を見張るものがあります。もはや、これまでのコード調査と比べると、段違いのスピードです。

3. 立ち塞がる「セキュリティ設定」という壁

業務でGitHub Copilotを使うには、お客様のセキュリティ要件を満たすネットワーク設定を行う必要があります。

私のプロジェクトにも同年代のエンジニアが多くいますが、この「設定の面倒くささ」から腰が上がらず、AIを使わずに従来通りの作業をしている方が少なくありません。

40代、50代は仕事だけでなく私生活も忙しい時期です。私は幸いにも子供がおらず、妻との2人暮らしのため、時間を作りやすくAIの勉強ができている面もあると思います。

しかし、お客様が許可しているネットワーク環境であれば、個人的には少しの手間をかけてでも設定するべきだと思っています。この圧倒的な恩恵を逃すのは、本当にもったいないからです。

4. AI時代に問われるのは「経験」と「見極める力」

AIの活用は、単なるチャットにとどまりません。コード生成、コードレビュー、Agent機能など、エンジニアに必要な情報をどんどんキャッチアップして業務に役立てることができます。

さらに、DBの統計情報を取得してAIに性能改善のヒントをもらうことまで、自分たちで調べて対応できる時代になりました。

しかし、生産性が上がる半面、ここで一つ大きな課題があります。

それは、「AIの言っている内容を理解し、判断するためのスキル」がこれまで以上に必要になるということです。

AIの説明が専門的すぎて分からない時があります。性能改善の提案を受けても、「なぜその考え方が良いのか」を判断できなければ、本番環境に適用することはできません。

まとめ:私たちの「過去の経験」はAIの最高のお供になる

これからの時代、AIを使うことは必須です。しかし、ただAIに丸投げするのではなく、その答えを理解しながら業務をこなす必要があります。

これが本当に難しい部分ですが、逆に言えば、私たちがこれまで現場で泥臭く培ってきた「ITの基礎知識」や「システム障害と戦ってきた経験」こそが、AIの回答を見極めるための最強の武器になるということです。

「新しい技術はちょっと…」「設定が面倒だから」と尻込みせず、まずは使える環境を整えてみませんか?

AIは、私たちの「少し衰えてきた記憶力」をサポートし、これまでの経験を何倍にも拡張してくれる、最高の相棒になってくれるはずです。

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