【IT】LubuntuにFlutterの環境構築をする
こんにちは、ともです。
今回はLubuntuにFlutterの環境を構築する手順について投稿します。
Flutterインストール
LubuntuにFlutterをインストールします。インストール方法の詳細はFlutterの公式サイトに記載されています。公式サイトをみればインストールできるのですが個人の備忘録と合わせて手順を記載します。
OS確認
OSを確認します。「Ctrl」+「Alt」+「T」でターミナルコマンドを立ち上げて以下のコマンドを入力します。
# cat /etc/os-release
入力すると以下の結果が出力されます。
NAME="Ubuntu"
VERSION="20.10 (Groovy Gorilla)"
・・・
私のマシンは上記のとおりです。
Lubuntuはsnapdがインストールされています。Snappyとはカノニカルが設計・開発したソフトウェアデプロイメントシステムかつパッケージ管理システムです。インストールの確認は以下のコマンドで確認できます。
# snap --version
以下の通り結果が出力されます。
snap 2.48+20.10
snapd 2.48+20.10
series 16
ubuntu 20.10
kernel 5.8.0-36-generi
Flutterをインストールする
Flutterをインストールします。インストールは以下のコマンドで行います。
# snap install flutter --classic
インストール後以下のコマンドでパスを表示します。
# flutter sdk-path
インストールのパスが表示されます。
Flutter Docterを実行する
Flutter Docterを使って依存関係のあるソフトウェアの確認を行います。以下のコマンドを入力します。
# flutter doctor
必要なアプリが入っていない場合は[✗][!]のようにエラーが表示されるため関連するアプリのインストールを行います。
Android Studioのインストール
Android Studioをインストールします。
https://developer.android.com/studio
# snap install android-studio --classic
Android Studioのパス設定
パスを設定します。パスの設定は以下の通りです。
# flutter config --android-studio-dir="/snap/android-studio/current/android-studio"
Android Studioのプラグイン設定
Android StudionにFlutterとDartのプラグインを設定します。メニューバーの[Settings]-[Plugins]を選択します。検索条件に[Flutter]を入力しますが、結果が表示されないため、[Search in repositories]を選択し再度[Flutter]を入力しインストールを行います。
Flutterのプラグインが解決しませんでした。Flutterのupgradeを行うことで対応しました。upgreadeは以下のとおりです。
# flutter channel dev
# flutter upgrade
Licenses設定
ライセンスに同意します。
# flutter doctor --android-licenses
deviceの設定
私の環境ではAndroid Studioのエミュレータが動作しないため、実機を使います。CPUがCORE2DUOと昔のCPUのためエミュレーターが動作しませんでした。実機はSONYのXperia XZ(601SO)です。あらかじめ開発者向けオプションの設定を行います。設定後はUSB接続でノートパソコンに接続します。
Visual Studio Codeの設定
エディタをあらかじめインストールします。Android StudioではなくVisual Studio Codeを使用します。インストールはsnapを利用します。
# snap install code --classic
Visual Studio CodeでFlutterの設定
Visual Studio CodeのプラグインでFlutterを設定します。メニューバーの[View]-[Command Palette...]を選択し「install」と入力します。[Extensions:Install Extensions]を選択し検索フォームに「Flutter」と入力し該当するプラグインを選択し[install]を押下します。
検証を行います。メニューバーの[View]-[Command Palette...]を選択し「doctor」と入力し、[Flutter:Run FlutterDoctor]を選択します。
Visual Studio Codeでサンプルアプリを動かす
作業用ディレクトリを作成します。以下のコマンドを実行します。
# mkdir work
# mkdir 01
新規プロジェクトを作成します。[View]-[Command Palette...]を選択し「flutter」と入力し[Flutter:New ApplicationProject]を選択します。選択後プロ久江区と名を「myapp」と入力します。自動でソースコードが作成されるので待ちます。コードが作成されたらlib/main.dartを選択します。選択後[Run]-[startDebug]を押下します。
さいごに
Core2 Duoのノートパソコンに環境をつくリ実機で動作の確認をすることができました。ただし、動作するまでかなり時間がかかりました。マシンスペックが足りないことが原因だと思います。
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