「マイ・インターン」を観て──50歳を前にして感じた、人生のリスタート

先日、久しぶりに映画『マイ・インターン(The Intern)』を観ました。
ロバート・デ・ニーロ演じる70歳の新人インターン、ベンが、若きCEOジュールズと心を通わせていく物語です。
公開されたのは2015年──もう10年近く前の作品になります。
それでも、今の私にとって強く響くものがありました。
目次
もうすぐ50歳。節目の年にふと考える「これから」
私は1970年代生まれ。もうすぐ50歳を迎えます。
20年以上システムエンジニアとして働き続け、気づけば職場では中堅どころか“ベテラン”と呼ばれる年齢になりました。
日々の仕事はやりがいもあり、任されることも多いのですが、「このままでいいのか」という思いが頭をよぎることも少なくありません。
そんな中で観た『マイ・インターン』は、まるで“人生の先輩”からの優しいアドバイスのように感じられたのです。
映画『マイ・インターン』が教えてくれたこと
年齢は「壁」ではなく「味方」になる
主人公ベンは70歳。定年退職後、時間を持て余していた彼は、シニアインターン制度に応募します。
若い社員たちの中で浮いてしまうこともありながら、彼は持ち前の誠実さと落ち着きで、徐々に信頼を得ていきます。
年齢を「ハンデ」と捉えず、自分の経験を「強み」として活かしていく姿。
これは今の私にも大きな気づきを与えてくれました。
🧓「経験は、いつか誰かの支えになる。」
技術の進化が早いIT業界にいると、とかく「若さ」や「最新」がもてはやされがちです。
でも、ベンのように「聞く力」「見守る力」「寄り添う力」は、年齢を重ねたからこそ育まれるものだと改めて実感しました。
自分を活かせる場所は、自分でつくる
ベンは最初から「自分を活かせる場所」を持っていたわけではありません。
むしろ、日々の暮らしの中で「何か物足りない」と感じていたからこそ、一歩踏み出したのだと思います。
私も、ブログやYouTube、アプリ開発などを通じて、第二のキャリアを模索している真っ最中です。
「副業」や「個人開発」は簡単な道ではありませんが、少しずつ前に進んでいる実感があります。
ベンの姿を見て、こんな言葉が頭に浮かびました。
👞「キャリアは終わっていない。ただ、形が変わるだけ。」
人とのつながりが、人生を支えてくれる
映画の中で最も感動したのは、ベンが誰かの役に立ち、そして心を通わせていく描写でした。
実は私も、障がい者支援のボランティア活動をしています。
「教える」と言いつつも、実際には私の方が多くの学びや気づきをもらっていると感じる日々です。
他人のペースに合わせたり、相手の変化に気づいたりすることの大切さ──
これは、エンジニアとしてよりも、人間としての「豊かさ」を育てる時間なのかもしれません。
これからも「学び直し」と「挑戦」を
私のように、50歳を前にして将来への不安を抱える方も多いと思います。
- 老後の資金
- 健康への不安
- 働き方の限界
- 新しいことへの挑戦心と不安
でも、映画『マイ・インターン』を通じて、年齢を理由にあきらめる必要はないんだと、心から思えました。
🌱「何歳からでも、やり直せる。何歳からでも、育て直せる。」
これからも、自分の信念とペースを大切に、ブログや開発、副業を続けていこうと思います。
最後に:もし観ていないなら、ぜひ
『マイ・インターン』は、年齢に関係なくおすすめできる映画ですが、とくに40代・50代の方には特別な1本になると思います。
「今の自分、これからの自分」に不安や違和感を抱えているなら、ぜひ観てみてください。
きっと、少し肩の力が抜けて、「もう少しがんばってみようかな」と思えるはずです。
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