日記機能を追加しました〜Wiki・パスワード管理に続く、個人アプリの進化

こんにちは。今回は、これまでに構築してきたローカル環境アプリに、新たに「日記」機能を追加した内容についてご紹介します。
目次
なぜ日記機能を追加したのか?
きっかけはとてもシンプルでした。「毎日のちょっとした気づきや感想を、気軽に残したい」それだけです。
パスワードやWikiといった“管理系”の情報とは違い、日記はより個人的で、自由な記録です。ローカル環境で完結しているからこそ、誰にも見られない安心感のもと、自分のペースで書き溜めることができます。
開発方針は「シンプルかつ再利用」
今回の実装では、すでに存在していたWiki機能の構成をベースにしました。データベース構造も、Wikiと同じ以下のようなシンプルな形です。
CREATE TABLE diary (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
title TEXT NOT NULL,
content TEXT NOT NULL,
created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);
そして、UIはマークダウン形式で表示できるようにしました。Markdownは気軽に書けて、見出しやリストなどの構造も作れるので、日記との相性が非常に良いと感じています。
OpenAI Codexを活用して開発効率アップ
今回も、OpenAIのCodexを活用しました。「日記機能を追加して、Wikiと同じ構成で作ってください」とプロンプトを投げるだけで、ルーティングやAPI処理、フォーム構成のベースコードを生成してくれます。
もちろん、すべてがそのまま使えるわけではありませんが、開発の初動が圧倒的に速くなるという点で、Codexの支援はとても頼もしい存在です。
実装した機能一覧
以下が今回追加した日記機能の主な機能です:
- - 新規日記の作成
- - 日記一覧の表示
- - 日記詳細ページ(マークダウン形式でレンダリング)
- - 編集・削除機能
画面の構成やルーティングはWiki機能とほぼ同じで、再利用性の高さもこの構成のメリットです。
GitHubにて公開中
このアプリは、以下のGitHubリポジトリにて管理・公開しています。
👉 https://github.com/tomo1833/private-desk/releases/tag/add-diary-form
パスワード・Wiki・日記という3つの情報をローカル環境で統一管理できるのがこのアプリの特徴です。
実際に使ってみた感想
日記を追加してから、アプリを開く頻度が確実に上がりました。「今日は何を学んだか」「明日は何をしたいか」など、思考の整理にもつながっています。
また、後からMarkdownで読み返せるというのが思った以上に便利で、「Wikiに残すほどではないが、忘れたくないこと」が日記に自然と記録されていく感覚があります。
おわりに
このアプリの開発は、自分のためのツールを、自分のペースで、自分の手で育てていくという、非常に満足度の高いプロジェクトになっています。
40代にして「開発って楽しいな」と改めて実感するきっかけにもなりました。同じように「何か作ってみたい」と思っている方の背中を、少しでも押すことができたら嬉しいです。
次回は、Codexとマークダウン表示の工夫について、さらに詳しくご紹介したいと思います。
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