40代SEが5年続けた迷走ブログの記録|ブログを書く意味とその価値

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【結論】 5年続けて収益は5000円ほどですが、ブログを書くことは、40代エンジニアにとって自己成長と価値証明のための「最強のアウトプット手段」です。

2019年12月にブログを始めて、気がつけばもう5年が経ちました。
収益は正直、たったの5,000円ほど。
決して「成功したブログ」とは言えないかもしれません。

ですがこの5年間、ブログという小さな場所で私は自分の言葉で考え、自分の経験を整理し、そして時代の変化と向き合ってきたと感じています。

今日は、そんな「迷走してきたブログ運営者」として、ブログを書く意味と価値について、自分なりに整理してみようと思います。

40代から始めるブログ

ブログを書く意味①:文章力が身につく「トレーニング場」

私は普段、SESとして技術案件に従事し、現在は5名のチームをマネジメントしています。
開発ではPHP、Java、MySQL、Reactなどを使い、環境はDocker(Podman) + WSL2 + DevContainerという構成です。

ブログを書き続けることで、「伝える力」が鍛えられました。
相手にどう伝えるか、どの順序で話すと理解しやすいか。

今やAIに命令する時代。だからこそ、「自分の考えを言語化する力」がますます大切だと感じています。

一番気を付けていることは、1文を短く書くことです。

ブログを書く意味②:技術を整理する「ノート」になる

ブログを書いていなかったら、私はおそらく Next.js、LLM、Dify、Ollama のような技術にここまで積極的に触れていなかったと思います。

「書くこと」を意識するだけで、調査も検証も、“人に見せられるレベル”の理解と整理になります。

Pythonを使った会議室予約システムの記事が多く読まれたのも、ニッチかつ実用的な内容をまとめたからでしょう。

こんなロングテールの検索で、自分のブログにたどり着いた人がいるのかと思うと、自分の経験が誰かの助けになったと実感しました。

Djangoフレームワークを使った会議室予約システムの作成

ブログを書く意味③:感情を整理する「心のメモ帳」

私は現在、10〜20歳年下のメンバーと一緒に仕事をしています。
当然、世代ギャップを感じることもあります。

そんなとき、ブログで自分の思いを整理すると、気持ちが落ち着くのです。
管理職、教育者としての「気づき」や「学び」も、自分の中で言語化しておけば、後で振り返ったときに役立ちます。

収益ゼロでもやめなかった理由:迷走と学び

ブログを始めた頃は、「不労所得がほしい」「月1万円くらい稼げたらいいな」なんて夢を抱いていました。

でも半年、1年、2年…更新が止まり、ゲームのことを書いたり、技術の話に戻ったり、また雑記に戻ったり…

今思えば、何を伝えたいのかブレていたと思います。
ただ、そのブレや迷いの記録も、また自分らしさなんだとも感じています。

ゲームのブログを投稿したとき、アクセス数は増えました。でも、ゲーム自体のサービスが終了するとブログ記事自体読まれることはなくなります。

それでも、書き続ける理由

年齢を重ねていく中で、もう一度不労所得を目指したい気持ちが出てきました。
50代、60代で「少しでも収入を補える仕組みをつくっておきたい」。

そのために、これからもブログを見直し、改善し、“届ける価値”のある情報発信をしていきたいと思っています。

とはいえ、継続はやはり難しいものです。
5年続けてきたとはいえ、投稿しなかった時期の方が多いのも事実です。
「書きたい」という気持ちは常にありますが、仕事やプライベートの忙しさ、ネタ切れ、そして少し飽きてしまうことも正直ありました。

ただ、最近はAIが助けてくれます。
自分で文章の下書きを書いておけば、あとから構成や言葉選びをAIが整えてくれるのです。
この“ちょっとした補助”があるだけで、「よし、投稿しようかな」と思えるのです。

たとえ完璧じゃなくても、少しでも「書きたい」と思えた時に書いてみる
最近はそんな気軽さを大事にしています。
強がりかもしれませんが、不労所得よりも、「自分が書いていて楽しいか」の方が今は大切だと感じています。

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